「新たなパラドックス」を克服する経営指針~概要と連載のご案内~

更新日:1 日前

先般公開した「新たなパラドックス」を克服する経営指針』(3部構成・7節・約12,500字)について、7本の連載として再構成します。
単なる切り分けではなく、各回に3行要約・章の位置づけ・関連情報を加えて、論文の構造を立体的に理解できるようにします。
本記事はその入口となる「概要版」です。
論文の概要
経済産業省が示す「コーポレート・ガバナンス改革の進展が、成長投資や持続的賃上げに結びついていない」との『新たなパラドックス』の状態は、総需要不足の経済環境の下で企業行動の総和が合成の誤謬(コストカットのスパイラル)を生む構造に起因しています。本来は、財政・金融政策によって経済環境を変えるべき課題ですが、本論考ではその議論を封印し、企業が採用しうる現実的な“代替策”としての経営指針を提示します。ステークホルダーとして「経済成長(社会)」を再定義し、GDPに直結する付加価値額を重視し、企業活動の価値(KPI)を「利益」だけでなく「支出」に置き、社会全体の付加価値額への貢献を経営視野に組み込む、付加価値創出を意識した『社会的総付加価値額経営』を提唱します。
目次(論文構成)
第1部 問題提起
Ⅰ CGコード改訂で「新たなパラドックス」を解消できるか
Ⅱ コストカット型経済(=合成の誤謬)が起きる状況認識
1 『コストカット型経済』
2 石破政権と高市政権の違い
第2部 構造分析(経済環境以外の原因・理由)
Ⅲ 株主構成の変化とCGコード
1 近現代に起きた株主構成の変化
2 CGコードの1丁目1番地
Ⅳ 株式市場の実体(思い込みの修正)
1 資金調達or所有権移転の市場
2 「思い込み」による投資の意味
Ⅴ 株主資本統治と銀行統治の違い
第3部 提案
Ⅵ 経済成長に必要な要素~付加価値経営の萌芽~
1 GDPとの整合性
2 DS経営の提唱
3 「人件費+利益」を定款に謳う企業登場!
Ⅶ 『付加価値創出を意識した経営』のススメ
1 成長投資ガイダンスを超えて
2 「分配」から「貢献」へ、「売上・利益」から「支出」へ
3 『社会的総付加価値額経営』
参考文献
リンク
論文全文
新刊詳細『ニッポン、今こそ思い込みを捨てる時』 | Toshihiko Fukuta 公式サイト




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