混ぜるな危険‼移民問題の本質《№39》

更新日:9月18日

皆さんは昆虫採集をしたことありますか?田舎育ちの私は小学生の頃、夏休みの課題や日常の友達との遊びの中で、昆虫を捕まえることもありました(びびりなのでちょっとだけ苦手でしたが)。
AIに聞いてみました。
「いろんな昆虫を1つの虫かごに入れたらどうなる?」
答えは、上記スライドのように恐ろしいものでした。異なる生き物を混ぜると、対立が起こり、殺し合いも起きる、ということです。この虫たちにとって、私は「統治・支配する者」の立場になります。もし、私が仮想世界でなく実際にこの状況を作り出したのだとしたら、私はとても罪深いことを引き起こしたことになります。さらに、私がこうなることを知っていて行ったとしたら…(ぶるっ)。
さて、すでに怖くなっているのですが、人間社会でこの問題を考えてみませんか。
私たちは昆虫とは違うよ。肌の色や言葉、歴史、文化、価値観などが違っても、私たち人間には「頭脳」があり「理性」がある。そして何よりも、同じ「人間」なのだから、虫かごのようなことは起きない、あなたはそう思うでしょうか。あるいは、「ドイツのための選択肢」を批判するメルツ首相の「出身地や肌の色に基づく民族浄化に他ならない」のように、この記事の先行きを想像して憤るでしょうか。
ジブラルタル海峡のアフリカ側にあるスペイン領のセウタ。人口84000人の場所に72000人の(不法)移民問題が突如勃発しています。誰がこのようなことを引き起こしているのでしょうか。今回はそこはスルーしますが、この問題を報じるテレビ番組のキャスターと、現地の母親の口論を👆スライドにしてみました。
いわゆる人権意識高い系の女性キャスターと、現実に迫る危険から我が子を守ろうとする母親の咆哮に対して、みなさんはどのような評価をされますか?あえて、私はどちらが正しいとかの評価ではなく、何をすれば何が起きるかという『想像力』の世界の議論をしたいと思います。
人間社会でも同様の事が起きると考えます。
特に、国民を飢えた状態(貧困化)にして、対立の種を撒けばそれは起き易くなるでしょう。対立の原因(種)は、簡単には歩み寄れないようなものが効果的であり、複雑であればあるほど相容れないものとなるに違いありません。人間社会で思いつくものありますか?例えば、宗教、人種、民族、歴史・伝統・文化などは、まさに簡単には歩み寄れず、複雑なものだと私は考えますが、いかがでしょうか。
さらに、投資を何十年もできない社会にして労働集約的な経済にしておけば、労働力が必要だとの大きな声で、対立など不都合なことが起きるとの懸念は掻き消されてしまうのではないでしょうか?(続・金融庁と東証に不都合な意見《№17》)

2025年の参議院選挙で、『日本人ファースト』のスローガンを掲げた参政党が支持を伸ばしましたが、その選挙戦の最中、「放送法第4条」や「公職選挙法」にも抵触するような報道がありました。今回はその違法性についての論点は封じて、キャスターの山本恵里伽氏が語った「想像力」を取り上げたいと思います。
彼女の趣旨は、あなたの1票が、身近な外国人を苦しめるとの「想像力」を促すものでしたが、私はそんな狭小な「想像力」で良いのかと逆に問い返したいと思います。
例えば私がある外国人と衣・食・文化を含め親しくすることと、社会のマジョリティがそうなることとは全く違います。歴史・伝統・文化、そして価値観が多様化するということは、暗黙知である秩序なども強制的に変化し、社会がまとまりにくくなることも意味します。そこで意識すべきは基本的人権の問題です。人権はたった一人の主張・願望で叶うものではなく、まとまりのない集団では困難となっていきます(包摂性=インクルージョンは達成されない)。
冒頭のイラストで、仲の良い犬猫を「個人的なこと」とし、不都合な状態となる虫かごの世界を「社会的なこと」としました。私が問題提起する「想像力」とは、まさにそのイラストで示したことになります。
この記事に興味をお持ちになりましたら、是非拙著『ニッポン、今こそ思い込みを捨てる時』の以下のような👇論考も体系的にご参照ください。
本著《2-3-1》「バタフライエフェクト」と「合成のご謬」
~その小さな蝶のは羽ばたきに、社会を大きく変える力がある~
本著《3-2-1》標準化とグローバリズム
~グローバルな儲けには、国境・規制・文化・伝統が邪魔~
本著《3-2-2》多文化共生
~失った30年⇒生産性低下⇒労働集約経済⇒移民受け入れへ~
本著《6-1-1》ダイバーシティ&インクルージョン
~対立・矛盾する概念、『自由』と『平等』の言い換え~
本著《6-1-4》ハラスメント(誹謗中傷・名誉毀損)
~心無い人を理由にして、普通に配慮できる人々を、黙らせる~
新刊詳細『ニッポン、今こそ思い込みを捨てる時』 | Toshihiko Fukuta 公式サイト





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