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​誰かの総取りでなく、1人ひとりの等身大の努力が報われる社会へ

RMT(法令遵守の貨幣理論)

№8 三つの顔(翁百合氏)

  • 執筆者の写真: 福田 敏彦
    福田 敏彦
  • 4月24日
  • 読了時間: 2分

翁百合氏が、日銀に次ぐ大株主であり、日本最大の機関投資家GPIFの経営委員長に就任されました。私はこのニュースを見た瞬間に日本の経済成長に暗雲を感じました。その理由を説明します。


翁百合氏は、日本総合研究所理事長であり日本銀行出身のエコノミストです。そして、政府税制調査会会長を務めるほか、現在進んでいるコーポレートガバナンス・コード改訂の有識者会議の座長も務められています。つまり、『三つの顔』をお持ちです。


政府税制調査会と言えば、2023年6月に岸田首相に答申された「わが国税制の現状と課題」(税制調査会 第27回 答申)に代表されるように「増税」余地を追求する「財政健全化が第一」の組織です。そして、ちょうどその頃、翁百合氏は令和臨調の座長として「財政健全化」を提言されおり、2024年1月の政府税制調査会座長就任はまさにその意味で適任人事だったのかも知れません。


『三つの顔』が持つ意味。政府が財政健全化で経済成長を阻害、つまり日本市場の経営環境を暴風雨にしたまま、コポーレート・ガバナンスで株主至上主義で個別企業を規律付け、最大の株主としても個別企業を規律付けることを一気通貫で提言できる立場にあるということ。『三つの顔』は全体主義的な権限と言えます。


国民が選挙などで選べない人物に権限が集中し過ぎているのではないでしょうか。


本著 RMT(法令遵守の貨幣理論)


 
 
 

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