№6 拡張でない積極財政?
- 福田 敏彦

- 4月15日
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高市政権の『責任ある積極財政』への参政党塩入清香議員の質問に対して、片山さつき大臣は、「プロアクティブ(先手・能動)の意味であって、エクスパンジョナリー(拡張・膨張)ではない」と答えました。
これに対して、塩入清香議員は、ケインズの定義も引用しながら、「量を増やさない、積極財政というのは、ちょっと意味が分からない」と一刀両断されています。私は塩入清香議員の指摘に大いに賛同しています。
ところで、このやりとりですが、政治の世界だけでなく、社会でよく見かける「言葉遊びのような水掛け論」の典型のようにも見えます。その背景には、答える政府側の誤解や悪意など様々な要因がありますが、問題にしたいのは定義などを揃えて吟味・議論することの重要性についてです。
例えば「量を増やす」は、「何を、いつ、どれくらい」のように解像度を上げ、主語をはっきりさせて議論しなければなりません。塩入清香議員はそれを指向していますが、政権側が、少なからず意図して曖昧な答弁に終始しているのだと私は思います。
《2-3-5》「定義・機序・メカニズム主義」
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